少し時間はかかってしまいましたが、本日で旧町の皆様にご挨拶を一応終えました。
直接お会いしてお礼を申し上げたかった方々も多くいらっしゃいましたが、メッセージ
だけでご無礼させて頂きましたことをお許し願いたいと存じます。
平成18年の初めての選挙から数えて、間違いないと思うのですが多分14周目のご挨拶
になったと思います。旧町をくまなく回らせて頂くのが私の流儀です。「選挙は歩くしかない」
という格言もあるくらいで、近道があるなら教えて欲しいくらいですが。
しかし、14周させてもらっていても、どうでしょうか…?
多分、今回の市長選挙で“森脇かずのり”と書いていただけたのは旧町でも三分の一でしょうかね!?
ただ、今日終えた挨拶回りは、少々疲れました。なぜだか分かりませんが…。
負けた選挙の直後だけに、様々なご意見やご指摘を受けながら歩いたせいでしょうか…。
しかし、「ここが大切!」なんですよね!?市民のご意見・見解、確かに私から見れば、辛い、
聞くに堪えないような話もありますが、でもこれが“市民目線”ちゅう事なんでしょうね。
そして私も、まだまだ至らんということなのでしょう…。そして言いかえれば私の主張や考え方
も十分伝わっていないという事なのでしょう。行脚するたびに学ばせて頂いてます。
私も生身の人間ですから、どうしても好きになれない人、鼻持ちのならん奴と思われる方も
確かにいます。私の顔を見るなり、憎口を言ってきたり、冷酷な言動を浴びせられる事があります。
でも安心して下さい!「私も大嫌いなので!」なんて…
でも人にはお互い最低限の接し方というものがあると思うのですよね。
実際歩いていると、本当に色んな人とお出会いします。おもしろいと思ってやり過ごしますが…。
そして、また「森脇君、8月もう一回行くらしいな!頑張りや」!?「県会行くらしいな」など憶測が
飛び交っていますが、一回も私の口から言ったこと無いんですけど…。
全身全霊で挑んだ市長選挙から一か月も経ってないのに、自分で「○月の○○行きますねん!」って
言えますかいな!?これから色んな可能性を考慮して、じっくり考えさせてもらいます。
タイトルは、キャンディーズの解散じゃありませんが、33歳からぶっ飛ばして参りました
ので、いささか肩の荷が降りたような気もしている今日この頃です。
「寝ていても議員」初当選の時に先輩議員から教えられた言葉ですが、
そうだったのかなぁとも思えます…。
いざ振り返ってみると駆け足で断崖絶壁を登っていたような気もいたします。
しかし、選挙だけは勝たなきゃ意味がありません!皆さんの所へ挨拶回りをさせて
もらっていますが、決まって、「若いからいい勉強だわ」「今回はええ経験やど」などと、
お慰めの言葉をたくさん頂戴します。それでも私は、「落選したらアカン」と思いますね…。
「選挙に落ちたらただの人」はとは良く聞きますが、「私はただの人以下」と感じます。
やっぱり、政治家たるもの選挙は勝ち続けないといけません。一回つまずくと、ずっと
つまずくというか選挙で苦労する癖がつく可能性ができてしまいますからね。
これは政治家にとっては致命的です。以前、書いたような気も致しますが、政治家は
3つの「せ」が大切、政策・政局・選挙です。なかでも選挙は強いに限ります…
この負けを私の人生にどう生かすかは、まだ考える事もままなりませんが、
選挙も勝負事ですから負ける事もあるでしょう。でも正直“土”はつけたくないもんです。
「若いうちの苦労は買ってでも…」などと言いますが、私は「いらん苦労はせんでもいい」
というのが持論です。いらん苦労をすると性格を歪ませますから。
それでも、今回の負けが糧になり、良かったんだと思える日が来るかどうかは
これからの自分次第と言うところでしょうか。
やっぱり、負けっぱなしというのはいけません!男がすたるというもんです。
“しぶとさ”と“ずぶとさ”は自分の持ち味ですから…。
臥薪嘗胆、これからが勝負ですかね。ご挨拶もまだ、半ばですので先の事は
ゆっくり考えるとします。
ペース配分をしながら日常も取り戻しつつ、読みたかった本をやっと読める事は
ささやかな喜びでもあります。シリーズで「おれは一万石」「塩の道」の二冊。
藩政改革の話なのですが、やっぱりつい名張市と重ね合わせちゃうんですよね…!?
得意の転治療養“沖縄”もありですかね!?サクッと一人で行っちゃう癖がありますからね。
2泊3日ぐらいでボケっとーしてくるかなぁ~。こんな機会もなかなかなかったですしね!
好きな本を持ちこんで、サンサンとした太陽のもと窓を開けっぱなしにして優しい風が吹き込む
部屋でお昼寝して、温泉・プール・サウナを往復する!もちろん携帯電話のスイッチをオフにしてね。
また家内に嫌味を言われますやろなぁ~。我が家の家族構成は、「同居人の独身男性
+母と娘のひとり親家庭ですね」って。
なんとなく自覚はあるのですが、ぐさっと突き刺さりますよ!?あれ、かなん…
いやぁ~誠に申し訳ございませんでした。期待して下さり一票投じて下さった方々には
本当にお詫びのしようもございません…。記者会見から半年かけて選挙をしました。
3つ巴になった時点で、保守票が割れて森脇が苦しい、現職に対する批判票が割れても
森脇が苦しい。両方の煽りを受け、最終的には予想通りの結果かなと…。
今回勉強になった事は「組織力」ってやつですかね…。やっぱりこういう展開になると、どうしても
組織の力が物を言うのだと。自力のみでは限界があるのも事実です。早い段階で世論調査
が数回実施されており、大勢は把握していましたが、投票率によっては情勢が変わる可能性や、
固定電話での世論調査だったので、ある程度偏りもあると見込んで、最後まで死力を尽くしました。
その甲斐あってか調査よりは少し票を伸ばしましたが、まだまだ遠く及びませんでした。
“決戦は木曜日”だったんですね…
木曜日、いわゆる“大人の事情”が働いたようですが、当陣営はまったく気付きませんでした。
2000票は流れてしまいましたかね!?まぁそれでも負けなので腹は立ちませんが…。
正々堂々と、姑息な事はせず、巨大組織の力も借りずに、主張すべき事を主張して獲得した
7106票は、私にとっては誇りです。今回の結果については、何も恥ずかしくないし悔いもない。
ただ、残念なのは投票率でした。51.69%では、つらいよと…。49%の方々頼みますよ!
と言いたくもなってしまいます。政治に関心を…永遠の課題ですな。
さて、娘の方は半年間あまりじっくりと触れ合っておらず、寂しい想いをさせてしまいました。
2年生になって張り切っていますが、爪痕はまだ残っているようです。
少しずつ日常を取り戻しながら、家内と娘との時間の大切さを実感しております。
ちなみに今回で家内は3回目の選挙となりますが、“演説がうまくなったなぁ~”と感心しました。
現にそういうお声もたくさんありましたよ!?
最終日の桃太郎は娘も参加してくれましたし、本当に悔いのない戦いができました。
後援会の皆さん、地域の皆さんはじめ多くの支援者、同級生や友人に支えられて
政治家冥利に尽きます。本当に有難うございました。
いつものとおり、選挙のあとは、広げた風呂敷を綺麗にたたむという作業が大変です。
今回は市長選挙なので広げるだけ広げましたから大変です。事務所も半年借りていました
ので、片づけも大変で、初めての経験でした。やっとこさ、外回りのご挨拶をさせて頂き、
昨日から旧町を歩いて、桜ケ丘・平尾・栄町の半分かな。選挙と同じ事をやって終わらないと
気が済まないスタイルですので。薦原地域も歩きたいと思うとまだ約1か月かかるかもしれ
ません。はがきも出したいし…まだまだ選挙は終わりませんね!?
気が早い人というか、歩いていると、心配してくださって、「これからどうすんの?」
「8月に市会議員出るのか?」「政治の道をあきらめるなよ!」「まだ若いんだから!」
「来年の4月か?」などなど。本当に心配して、心配して、お支え頂いて、有難い限りです。
ただねっ!まだ10日ぐらいしか経ってませんし、今後の活動まで考える暇もなく、ただただ
早くお礼のあいさつ回りを完結したいなと思っています。
まぁ、それが済んでから後援会や周りの方々とじっくり話をさせて頂いて、自分がどうしたい
かも含めて考えられたらいいかなと思います。ですので、ちょっと待って下さい!
そんなに慌てないでください!
ただ、いつも母親が言うように、丈夫に産んでもらってあるので!
気力も体力も充実してます。ご安心下さい。
川口で船を破る(かわぐちでふねをわる)正しくは、このようですが…。
成功する直前で失敗する事のたとえですが、私は自分への戒めとして
この言葉をよく使わせてもらっております。やっとの事でここまで来たのに、
最後の最後で失敗してしまう。途中で気を抜いたり、詰めが甘かったりして、
エライ目にあうという事です。
今回の選挙戦でいえば、現職の立場ならば県議3期11年・市長4期16年で土つかず
の政治家として、絶対に取りこぼしがあってはならん選挙なはず。今までのすべて
の功績を失ってしまう事になります。まさに“港で船を破る”ことになります。
現職を応援または支持している人というのは「まぁまぁ、現職なけら、しゃないわてぇ」
「う~ん、まぁ現職かしらぁ…」みたいな層の方々が非常に多いなぁと思いますね。
いわゆる、「消極的支持」ってやつですね。何か、ちょっとしたきっかけで、くれ~んっ
とひっくり返ってしまうかもしれませんから、実に攻めがいがあります。
一方で、なんとかプロジェクトのみなさん達も、頑張ってくれていますが、革新系の
イメージを隠さずに前面に押し出しての選挙となってきました。出遅れを取り戻すべく、
まさに“なりふりかまわず”みたいに見えてしまいます。比較的保守層の多い地域柄
ですから、ましてや「首長選挙」ですからねぇ~。そのへんは皆さんよく見てますよね…。
それでもまぁ、イヤでも動員が効く組織ですから、そこは羨ましいなと思いますけど。
それに比べて、うちは「若さ」「根強いファン」「得意の地盤」っといった所でしょうかねぇ~。
それと、“積極的支持”の方々が多いのも確かだと思います。だから、くちコミとかで広がり
があるのかなと思います。特に若い支持者の方々の票の獲得が大きな課題となってくると
思いますが、そこは森脇陣営としては、かなり期待を寄せている所ですね…。
告示まで1カ月となって参りました。疲れも多少ありますが、ここまで来ましたので
全力で走り抜けたいと思います。
明日は、3月3日かぁ~。我が家の和室に飾ってある、娘のひな人形の
お内裏様とお雛様のお顔から「パパさん頑張れよ!」っと語りかけてくれ
ているような気がするのは、私だけでしょうか…(笑)
さて、当事務所もいよいよ本線の一週間を、どう戦っていくのかという段取り
にとりかかっています。概ね、本人の希望通りに進めさせて頂くのが私流
なのですが、さすがに市長選挙ですので幹部の皆さんにもご相談させて頂い
ております。
ただ本当に有難いのは、「カズがやりたいというなら、ええわて!」「やりたいように、
やらしたれさ!」っという私に“悔いのない戦いをさせてやろう” “カズを最後まで
支えてやろさ!”っという温かい友情に本当に感謝するのです。
選挙というのは、改めて思うのですが、多くの人を巻き込んだうえで、助けられ支えら
れて候補者がいるものです。本当に尊いものだなと思います。
そろそろ、それぞれの候補者の得意先も決まってきて「“基礎票”+??票」などという
方程式のような読みが各陣営の中で始まっているのも確かなのでしょうかねぇ~。
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」野村克也監督オリジナルではなく
松浦静山の言葉らしいのですが、私はこの言葉が好きです…。だってありますもんね!?
そのとおりだと思います。相手が勝手に自滅していったり、何もしていないのに漁夫の利
みたいにポンと浮上したりね!?「やっぱりもってるわ~」ってやつですね!
でも、基本は後者というか、やっぱりやってきた事が結果にすべて出てくるというのが
世の常です。そんな甘いもんではありませんわな…。でも、“勝ちに不思議の勝ちあり”
やっぱり、私は好きだな…(笑) いやいや、私だってやる事やってますからね…!?